📅 取材時期:2022年10月
木立のあいだを抜けたところで、足が止まりました。
目の前に、湖がありました。
その水面に、山がまるごと映っています。
紅葉した森も、その上に連なる山なみも、上下ひっくり返ってそのまま水の中にありました。
風がないので、境目がほとんど分かりません。
どこまでが本物の景色で、どこからが映り込みなのか、しばらく見ていても判別がつきませんでした。

ここは知床五湖(しれとこごこ)です。
北海道の東の端、オホーツク海に細長く突き出した知床半島にあります。
そしてこの日、私たちはこの道を、ずっと手を叩きながら歩いていました。
ヒグマの領域を、手を叩きながら歩く
知床五湖を訪れたのは、10月14日でした。
もともとは翌15日の午後に行く予定だったのです。
けれど15日午後の降水確率が高かったので、前倒しすることにしました。
ところが、その日のお昼どき。
食事をしながらSNSを見ていて、手が止まりました。
その日の午前中、三湖でヒグマが泳いでいるのが目撃され、地上遊歩道が閉鎖になっているというのです。
行っても入れないかもしれない。
それでもダメ元で向かってみました。
到着したのは13時10分頃。
ちょうど、遊歩道が再開するところでした。
13時20分からのレクチャーに、滑り込みで参加できたのです。
レクチャーでは、知床の自然保護とヒグマについての説明を受けました。
覚えているのは、歩き方の話です。
「ほーい、ほい!」と大きな声を出す。
パンッ、パンッと手を叩きながら歩く。
こちらの存在を早めにヒグマへ知らせて、避けてもらうためです。
出会わないための音であって、追い払うための音ではない。
そう聞いてから歩き出すと、手を叩く行為の意味がまるで違って感じられました。
実際、歩いているあいだ、私はほとんど手を叩き続けていました。

そしてもうひとつ、想像と違ったことがあります。
道です。
もっと整備されていると思っていました。
ところが実際は、結構、道なき道なのです。
木道があるところは少なく、ぬかるみもあれば、アップダウンもあります。
歩きながら、こんなことを思いました。
写真の右手前に写っているのは、根ごと倒れた大木の根株です。
放射状に根が広がったまま、地面から起き上がっています。
倒れている木は、ほぼ北を向いているのだそうです。
南からの風で倒れるから、と聞きました。
言われてから周りを見回すと、たしかに倒木の向きがそろっています。
森のなかに、風の向きが記録されている。
そういう見方があるのかと、少し驚きました。
五湖から一湖へ、森の表情が変わっていく
地上遊歩道は、五湖から一湖までをぐるっと回るコースです。
歩いていて面白かったのは、前半と後半で、木の雰囲気がはっきり変わることでした。
前半は、白樺のような白い木が目立ちます。
地面は湿地で、苔むしていました。
ところが後半になると、普通の木に変わっていきます。
笹などの草も生えてきて、黄色い紅葉も混ざってきました。
同じコースを歩いているだけなのに、途中で別の森に入ったような感覚があります。

湖のほうも、それぞれ表情が違いました。
スイレンの葉が一面に浮かんでいる湖もあれば、水草だけの静かな湖もあります。
その向こうに、雲をまとった山なみが見えました。
そもそも、なぜこんなふうに湖がいくつも並んでいるのでしょう。
そして知床五湖の凸凹した地形は、火山の山体崩壊などでできた地形のくぼみに、水がたまったものだと考えられています。
つまり、平らな土地に湖が掘られたのではなく、もともと凸凹していた地面のへこんだところが、そのまま湖になっている、ということになります。
そう思って歩くと、湖と湖のあいだのアップダウンにも意味が出てきます。あの上り下りは、崩れた地形の凸の部分を越えているのだ、ということになるからです。
なるほど、と思いました。
道なき道のアップダウンにも、理由があったのです。
動物には、結局出会いませんでした。
リスや鳥くらいはいるだろうと思っていたのですが、音を出しながら歩いていたからでしょうか。
そのかわり、木にはたくさんの穴が空いていました。
キツツキでしょうか。
姿は見えないのに、いた痕跡だけがあちこちに残っている森でした。
高架木道と、「世界自然遺産」の看板
地上遊歩道を歩き終えると、途中で高架木道に合流します。
ここで、景色が一変しました。
木道がずーっと先まで続いているのです。
視界をさえぎるものがなく、その先に知床連山が横たわっています。
さっきまで、笹をかき分けるようにして歩いていたのに。
同じ場所とは思えない開放感でした。

木道には、木製の看板が立っていました。
「知床世界自然遺産」「知床連山」と書かれています。
そういえば、ここは世界自然遺産なのでした。
歩いているあいだは、ヒグマと足元のことで頭がいっぱいで、すっかり忘れていたのです。
流氷がもたらす栄養が植物プランクトンを育て、それが海の生きものを支えているとされています。
そして海の恵みは、鮭を通じて陸へ渡ります。鮭を食べるヒグマやワシに、海の栄養が届くというわけです。
この海と陸のつながりが評価され、知床は2005年に世界自然遺産に登録されました。
私たちが手を叩きながら歩いていた森と、目の前に見えている海。別々のものだと思っていた二つが、じつは一続きだったということになります。
そして、この日の締めくくりが待っていました。
売店でヒグマの絵が描かれたエコバッグを買って、車で帰る途中のことです。
前の車が、道の真ん中で止まっています。
事故だろうか、と思いました。
違いました。
ヒグマです。
道路を、左から右へゆっくり横断していきました。
車内から、通り過ぎるのをただ見送りました。
一日じゅう手を叩いて「会わないように」歩いた末に、車の中から会う。
なんだか可笑しくて、しばらく笑っていました。
| 所在地 | 北海道斜里町(知床半島のウトロ側) |
| 駐車場 | フィールドハウスに駐車場あり |
| 見どころ | 山を映す湖面、原生林の地上遊歩道、連山を望む高架木道 |
| 注意 | 地上遊歩道はレクチャーの受講が必要。ヒグマの出没で閉鎖されることがある。ぬかるみとアップダウンがあり、歩きやすい靴で |
知床観光船おーろら — 海から見上げた、黒い崖
翌日は、海に出ました。
知床観光船おーろらです。
往復1時間ちょっとの航路で、半島の海岸線を海から眺めます。
まず驚いたのは、音でした。
海鳥の鳴き声が、すごいのです。
船のまわりを飛び交いながら、絶えず鳴いています。
そして、岩です。

とにかく大きいのです。
黒い岩壁が、海に直接落ち込んでいます。
その表面が、細かい柱を束ねたように、縦に割れているのが見えました。
下のほうには、洞窟のような穴も空いています。
荒波や流氷で、ゴリっと削られてきた。
見ていると、そういう感じが伝わってくるのです。
面白かったのは、場所によって地質が違いそうに見えたことでした。
いかにも固そうで、鋭く割れている壁。
その隣は、もっと柔らかそうで、崩れた斜面になっている。
同じ海岸線が続いているだけなのに、削られ方がまるで違うのです。
そして、柱状に割れた岩の模様は、溶岩が冷えて固まるときにできる柱状節理(ちゅうじょうせつり)だとされます。
溶岩と火山砕屑物では、固さも詰まり方も違います。だから同じ崖でも、固い部分は鋭く残り、もろい部分は先に削られていくことになります。
場所によって表情が違って見えたのは、そのためだと考えられています。海から見ていたのは、火山が積み上げたものを、波が削り直した断面だった、ということになりそうです。

断崖の割れ目から、細い滝がまっすぐ海へ落ちている場所もありました。
その奥に、雲をかぶった山が見えます。
山と崖と滝と海が、一枚の絵に全部入っている。
そういう景色でした。
行きは、みんな甲板に出ていました。
ところが帰りになると、船内に入る人が増えていきます。
風が冷たいのもありますが、たぶん、満足したのだと思います。
私たちもそうでした。
もっと奥まで行く小型船もあるのですが、今回はこれでいいかな、という気持ちになっていました。
港に戻ってからは、オロンコ岩とゴジラ岩も見ました。
オロンコ岩は、とにかく大きい。
ゴジラ岩のほうは、最初に見たときの感想が正直でした。
ところが、少し歩いて角度を変えたら、ちゃんとゴジラでした。
見る位置ひとつで、岩が生きものになるのが面白いところです。
| 所在地 | 北海道斜里町ウトロ(ウトロ港) |
| 所要 | 往復1時間ちょっとの航路に乗船 |
| 見どころ | 海から見上げる海食崖と柱状の岩、崖から落ちる細い滝、海鳥の声 |
| 注意 | 甲板は風が冷たい。上着があると安心。港の近くにオロンコ岩・ゴジラ岩 |
フレペの滝 — 20分歩くと、景色が三回変わる
この旅で、いちばんの穴場だと思った場所を書きます。
フレペの滝です。
知床自然センターから、遊歩道を歩いて片道20分ほど。
人が、ほとんどいませんでした。
そして何より、歩いていると景色がどんどん変わるのです。
はじめは木立のなかを歩きます。
やがて木がなくなり、視界の開けた平原に出ます。
そしてその平原が、突然、途切れます。
断崖です。

草地の先が、ぷつりと切れて、その下は海でした。
そして向かいの岩壁のくぼみを、幾筋もの水が伝って落ちています。
一本の太い滝ではありません。
壁全体が、細い水で濡れているような落ち方です。
森、平原、断崖と滝。
たった20分のあいだに、三つの違う景色を通り抜けたことになります。
正直に書くと、そう言いました。
知床五湖のような有名さはありません。
でも、純粋に景色が良かったのです。
ここは、また来たいと思いました。
季節を変えてもいいし、同じ季節でもいいくらいです。
| 所在地 | 北海道斜里町(ウトロと知床五湖の途中) |
| 駐車場 | 知床自然センターに駐車場あり |
| アクセス | センターから遊歩道を片道20分ほど。木立から平原、断崖へと景色が変わる |
| 注意 | 断崖の先端は柵から出ないこと。ヒグマの生息域なので単独行動は避ける |
オシンコシンの滝 — よかった〜〜〜!!!
同じ日に、もうひとつの滝へ向かいました。
オシンコシンの滝です。
車を降りて、階段を上がった瞬間に、声が出ました。
「よかった〜〜〜!!!」
すごい迫力です。
幅の広い水が、岩の斜面を白く砕けながら落ちてきます。
近づくと、空気そのものが違いました。
涼しいのです。
水しぶきが細かく舞っていて、肌にひんやりと当たります。

上のほうまで行くと、水が霧のようになっていました。
もう水流ではなく、白い煙のように見えます。
これは夏に来ても涼しいだろうな、と思いました。
じつは、10年前にも一度ここへ来ています。
そのときより、この日のほうがずっと天気が良かったのです。
同じ滝でも、天気が違うだけで見え方がこんなに変わるのかと驚きました。
やっぱりいい。
知床で見た滝のなかでは、ここがいちばん圧巻でした。
| 所在地 | 北海道斜里町(ウトロの手前) |
| 駐車場 | 滝の前に駐車場あり |
| アクセス | 駐車場から階段を上がるとすぐ。滝つぼの近くまで行ける |
| 注意 | 階段や岩肌は水しぶきで濡れて滑りやすい |
この日は、ほかにも二か所に立ち寄りました。
ひとつが、三段の滝です。
オショコマナイ川が流れてきたものだと知りました。
ここも人がいませんでした。
三段になって落ちてくるのが、なかなかの迫力です。
完全な隠れスポットでした。
もうひとつが、遠音別橋(おんねべつばし)です。
橋のたもとに、昔の地層が見える露頭がありました。
これが迫力のある眺めでした。
そして、川には鮭がいました。
海の栄養が鮭を通じて陸へ渡るとされている、という話を先ほど書きました。
その鮭が、目の前の川にいる。
話と景色が、ここでつながりました。
のんびりする、という贅沢
この日は、午後から天気が崩れる予報でした。
なので予定を短縮して、14時頃にはホテルへ入りました。
これが、思いがけず良かったのです。
大きい窓から、ぼーっと外を眺めます。
そのまま、日が暮れていきます。
これまでの旅行では、「勿体無い」と言って予定を詰め込んでいました。
一日にできるだけ多くの場所を回ろうとしていたのです。
でも、こうしてのんびりする時間も、旅の一部なのだと思いました。
知床の景色は、どこも広大でした。
その広さを、部屋の窓から何もしないで眺めている時間。
これはこれで、贅沢だったのです。
知床峠と羅臼岳 — 火山の背骨を越える
三日目は、半島を横断しました。
ウトロ側から羅臼側へ抜ける、国道334号です。
この日も快晴でした。
走っていると、正面に山が現れます。
羅臼岳です。

道の正面に、まっすぐ山が立っている。
そういう構図の道でした。
知床峠の展望台からも、羅臼岳がよく見えました。
前日、船から見上げた崖。
その崖をつくった溶岩や火山砕屑物は、こういう山から流れ出したものだとされています。
いま自分は、その山の足元を越えている。
そう思うと、峠道の意味が少し変わりました。
半島の反対側へ行くというより、火山の背骨をまたいでいる感じです。
| 所在地 | 北海道斜里町・羅臼町の境(国道334号) |
| 駐車場 | 峠に展望台の駐車場あり |
| 見どころ | 羅臼岳の眺め。ウトロ側と羅臼側を結ぶ峠越えの道 |
| 注意 | 冬季は通行止めになる。天候が変わりやすい |
羅臼の間欠泉と、二度目のヒグマ
峠を越えて、羅臼側に降りました。
向かったのは、知床羅臼ビジターセンターです。
そして、ここでまた出会いました。
ヒグマです。
川を下ってきて、そのまま道を横断していきました。
二日ぶり、二頭目です。
センターで報告したら、ステッカーをもらえました。
目撃情報を集めているのだそうです。
見た、と伝えることが、この土地では役に立つ。
観光客の目撃が記録として積み上がっていくのだと知って、少し嬉しくなりました。
そのビジターセンターの裏手に、もうひとつ見どころがあります。
間欠泉です。

笹と紅葉の斜面から、白い蒸気が柱になって噴き上がっていました。
まわりは、ごく普通の森です。
その普通の斜面の一点だけが、蒸気を吐いている。
その不釣り合いさが、かえって印象に残りました。
そしてこれは、知床が今も火山の熱を抱えていることを示すものだと考えられています。
船から見上げた黒い崖も、峠から見た羅臼岳も、遠い昔の火山活動の結果です。
でもこの蒸気は、過去の話ではありません。地面の下が、いまも熱を持っている証拠が、目の前で噴き上がっているということになります。
このあと、羅臼国後展望塔にも立ち寄りました。
そして、車は南へ向かいます。
野付半島へ — 白い枯れ木と、細い砂の道
羅臼から海沿いを走っていくと、景色が変わってきました。
木が、まばらになっていきます。
そして、白いのです。

ナラワラです。
浅い水面の向こうに、白く枯れた木が林立していました。
葉はありません。
幹だけが、まっすぐ立っています。
風を受けてかしいだ木も、ぽつぽつと混じっていました。
生きている森でも、伐られた跡地でもありません。
立ったまま枯れた木が、そのまま残っている場所です。
もともと砂が積もっただけの、海面すれすれの低い土地だということになります。
そこへ地盤の沈下と海水の影響が加わり、木が立ったまま枯れていったと考えられています。
そうして立ち枯れた木々の一帯が、ナラワラ、トドワラと呼ばれています。
倒れずに立っているのは、そこが森だった時間と、海が入ってきた時間の、両方が重なって見えているからだと言えそうです。
野付半島ネイチャーセンターには、諸々込みで2時間ほど滞在しました。
そこからトドワラまで歩きます。
歩きながら出てきた感想が、これでした。
正直な感想も書いておきます。
木道が終わるところまでで、よかったかもしれません。
その先は足元が悪く、景色も良くはあったのですが、感動というほどではありませんでした。
そして、野付半島でいちばん面白いのは、じつは形なのです。

細い砂の帯の、左右が海です。
片側が外の海、もう片側が内湾。
そのあいだの、ほんの少しの高まりの上を歩いています。
浜には、打ち上げられた海草が縞になって並んでいました。
この細さは、地上からだとなかなか実感しきれません。
ここは衛星写真で見るのがいちばん面白いんじゃないか。
歩きながら、そんな話になりました。
失礼な感想かもしれません。
でも本当にそう思うくらい、この半島の形は独特なのです。
そしてこの日、エゾシカにも会いました。
ネイチャーセンターに着くまでの車のなかから一度。
そして歩いて帰る途中に、もう一度。
帰りのシカは、かなり近くにいました。
こちらを見ているのに、逃げません。
ヒグマのときとは、まったく違う距離感でした。
| 所在地 | 北海道別海町(野付半島) |
| 駐車場 | ネイチャーセンターに駐車場あり |
| アクセス | センターからトドワラまで歩く。ナラワラは半島の道路沿いから見える |
| 注意 | 木道の先は足元が悪い。遮るものがなく風が強い。エゾシカに出会うことがある |
| 所在地 | 北海道羅臼町(知床峠から羅臼側に降りた先) |
| 駐車場 | センターに駐車場あり |
| 見どころ | 裏手の遊歩道の先にある間欠泉。白い蒸気が柱状に噴き上がる |
| 備考 | ヒグマの目撃を報告できる。周辺はヒグマの生息域 |
残ったのは、広さでした
三日間の知床でした。
思い返してみると、残っているのは、ひとつひとつの名所ではありません。
広さです。
湖面に山がまるごと入るくらいの、水の広さ。
高架木道の先に、視界いっぱいに連なっていた山なみ。
船から見上げた、どこまでも続く黒い崖。
そして、左右を海に挟まれた細い砂の道。
どれも、写真の枠に収まりきらない大きさでした。
知床半島は、火山が列をなして連なることでできた半島だとされています。
その火山が積み上げたものを、波と流氷が削り続けている。
海が運んだ栄養が鮭を通って陸に届き、その鮭を追ってヒグマが川を下ってくる。
歩いた三日間で見たものは、ばらばらの景色に見えて、じつは全部つながっていたのだと思います。
そして、印象に残っているのは景色だけではありません。
一日じゅう手を叩き続けた原生林。
「よかった〜〜〜!!!」と声が出たオシンコシンの滝。
窓の外が暗くなっていくのを、何もせずに眺めていたホテルの午後。
次に来るなら、知床五湖は季節を変えて歩いてみたいと思っています。
残雪の残るころなら、あの水鏡もまた違って見えるはずです。
フレペの滝は、季節を変えても、同じ秋でも、また行きたい。
そのくらい、あの20分の道が気に入ってしまいました。
地質情報の参照: 産総研地質調査総合センター「地質図Navi」、国土地理院地形図 /「〜とされている」「〜と考えられている」と記した箇所は、学術的に確定した情報ではなく通説・推定を含みます。